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    スピーダー569とモトーレ569は569EVOと、どう変わったか?

    年末にかけて、駆け込みでご注文いただいた中に、フジクラシャフトのSpeeder 569 Evolutionが4本と最も多く、注目されているようです。

    選ばれている理由も、「一緒の組で使っている人が飛んでいたから」というのが最も多く、実力を買っての選択のようです。

    立て続けにリリースされたスピーダー。

    661EVOは資料も割りと揃っていますが、どう違うのか?
    569EOVは、なかなか需要が多い割りに資料がありません。

    20141226-132417.jpg

    スペックを比較すると

    Sフレックス 重量 トルク バット径 センター剛性 備考
    SPD569 EVO 59g 4.4 15.35 14.3kg
    MOTORE SPD569  59g 4.3  15.25 14.6kg
    SPD-569TR(R)  59g 4.4 15.50 14.3kg  表示より1フレックスハード

    コレだけ見るとモトーレスピーダーがちょっと硬いのか?といった感じです。

    モトーレからエボリューションに変更すると、メーカーのHPには

    『MOTORE SPEEDERと比較してインパクト時にヘッドが5.7mm前進し、インパクトロフト角は0.39度上昇。高打ち出しをシャフトにより実現。』と記されています。

    文章だけを一見するとエボリューションが、最もシャフト中央部分の剛性が高く、先端の剛性を低くしているような印象を受けます。

    実際にセンター剛性を測定してみると、むしろモトーレスピーダー569よりも569EVOの方がやや剛性が低いことが分かります。
    先端の剛性も、モトーレスピーダー569の方が軟らかく、印象と実際は反対の結果になりました。

    20141226-132434.jpg

     

    シャフトの5箇所の剛性を見ていくと、モトーレスピーダ569は、手元の剛性が高く、先端(Tip側)にいくに随い軟らかくなる、同じカーボンで出来たモノで言うと釣竿のような感じのシャフトです。
    しなやかにしなって、素材で強く復元するように設計されています。
    569エボリューションは、ATTAS6☆の時にも見られた、手元とセンターとの間に「やや硬い」剛性を持つシャフトです。
    この手元中部分の剛性のヤマによって、ダブルキックのシャフトのような性格を併せ持つようになると考えられます。
    しなり戻りのスピードを、手元中部分で上げることにより、シャフトのセンターから先の部分に走りが生まれます。

    ヘッドの挙動の安定に繋がる、シャフト先端部分は硬めにしておいても、上手くボールにヘッドをアッパーにヒットさせることに成功しています。
    このしなり方は、今後も増えていくと考えられます。

    その為、コックの解けるのが早い方は569EVOよりも、モトーレ569の方がシャフトを上手く使えるため、結果が出る方も多そうです。
    20141226-132426.jpg

     

    写真は、懐かしい初代スピーダーの569TRです。
    この頃から比べると、取り付けされるヘッドの大きさと共に、重心の考え方も変わりました。
    名前の由来の加速度に、打出し角度を上げながら、重心が浅くなったヘッドの挙動を安定させる進化を遂げているようです。

    クラブとしての完成スペックで比較すると

    打ち込み30mm 長さ 重さ 振動数 スイングウェイト
    SPD569EVO 45.75インチ 313g 248cpm D5
    MOTORE SPD569 45.75インチ 308g 252cpm D5.5
    SPD-569TR(R) 45.5インチ 310g 255cpm D0.5

     

    60g台のシャフトから、46インチ近くに飛距離を求めて長くしたい方が多く選ばれています。
    また、長さが長くなり重心の浅いヘッドと組み合わせる場合、走るシャフトでは挙動が不安定になる方にオススメです。
    モトーレスピーダー569の様に、シャフトのしなりに合わせにいく感じは少なく、一般的に言う「叩きにいく」方でも特徴を使い切れる設計になっています。



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