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  • TP-07ガス発泡の魅力!カムイの裏技ドライバーヘッド

    TP-07ガス発泡の魅力!カムイの裏技ドライバーヘッド

    カムイのTP-07ニトロゲン 通称TP07のガス発泡ヘッドです。

    2013年に発表されて今もなお注文を絶えなくいただいているヘッドです。

    今回、お使いの9度から10度へと、リヘッドを承りました。
    ヘッドで飛ぶというのが実感できるヘッドの一つです。
    20141030-174843.jpg

    このTP-07ニトロゲンの「ニトロゲン」は、NITROGEN(窒素ガス)をヘッドに封入してあるところからきています。

    「発泡」とは、パンセル処理などと呼んだりしますが、発泡ウレタンをヘッド内に入れています。
    この「発泡」の効果は、打球音がヘッド内で反響するのを抑え、打球感をやわらかくフェースとの接触時間が長く感じる、低く残響音の少ない打球音を作り出します。

    下の写真は、ソールに付けられたウェイトを外してみたところです。20141030-231229.jpg

    他のウェイと調整できるクラブと異なり、ウェイトの取り付け穴の底にフタがあり、ヘッド内に貫通していません。
    ヘッドの重量や、重心を調整できるウェイトは、1.5g・3.5g・5g・7.5g・10gの5種類です。

    重さ 1.5g 3.5g 5g 7.5g 10g
    黄色(オレンジ) 赤色 金色 黒色 青色
    材質 アルミ ステンレス ステンレス タングステン タングステン

     

    写真で右下に外して移っているのが、1.5gです。

    メーカーさんからは黄色だと聞いていますが、どう見てもオレンジに見えます。

    ヘッドの左に装着されているのが、赤色で3.5gです。
    組み合わせは25通りとなります。

    ウェイト無しで193gです。最軽量で196g・最重量で213gとなります。20141030-174835.jpg

    このTP-07には、兄弟モデルが多数居り、見分けがなかなか付かないとお問い合わせをいただきます。

    兄弟として同じニトロゲンヘッドに、ガスだけ(発泡なし)のモデルもあります。
    見分け方としては、ロフトの記載部分の刻印カラーが、

    ガスだけ⇒金色    ガス発泡⇒ワイン色 となっています。

    ガスだけのモデルは、ウェイと無しで191gと発泡剤の2g分軽くなっています。

    ただし、打球音がかなり金属的で反響・残響も大きく、「コチラの方が飛んでいる感じがする!」という方が居られる反面、「うるさくて周りの目が気になる」という方も居られます。
    今のところ9:1でガス発泡の方を購入されています。

    20141030-225253.jpg

    フェース面に注目すると、スコアラインとカムイさんのマークがブラストによって入れられています。
    ロフトが見えやすいようにと、攻めに攻めた反発をえる為に、一旦ブラックのIP加工をしたフェースを研磨してシルバーのサテンに仕上げてあります。

    フェースの周辺部分の肉厚がかなり薄いと見られ、スコアラインを彫刻などで入れる余裕が無いと見られます。
    フェース素材に、今話題のヘッドが多く採用するDAT55G偏肉フェースを使っています。
    反発が出やすいことで、SLEルール施行から徐々に使用するメーカーが減ってきましたが、フェースの肉厚加工と封入されたガスの効果で、ルール適合ヘッドにすることが出来ているようです。

    カムイ タイフーンPro 重心距離 重心深度 重心角 第2重心高
    TP-07 ニトロゲン 43.0mm 34.6mm 23.0度 23mm

     

    ※数値は弊社の設備によるものです。

    シャフトにもよりますが、長い重心距離を活かせるフェースの開閉の少ないスイングで、ややボールのバックスピンの多い方と相性の良いヘッドです。
    店頭では、スピン量の多くないスイングの方は、ロフト角は大きめを選ぶと飛距離アップしたという方が多いので、選ぶ際の参考に。

    カムイ TP-07ニトロゲンはコチラ⇒『カムイ TP-07 ニトロゲンドライバー』



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  • ミズノJPX850 2015新作弾道調整ドライバー

    ミズノJPX850 2015新作弾道調整ドライバー

    今回、ルークドナルドがどうしても使いたいと言って実現したといわれる2015年JPX850ドライバーです。

    ミズノさんでは初の角度調整機能『クイックスイッチ』付きドライバーです。

    20141010-133212.jpg

    8通りの角度調整が可能になっています。

    8と売りの表記は↓の通りです。

    7.5度 8.5度 9.5度 10.5度 11.5度
    ←低弾道 8.5度Uアップライ 9.5度Uアップライ 10.5度Uアップライ 高弾道→

     

    ソケットに見える部分まで金属で出来ています。
    実際のドライバーを手にとって、真っ先に目が行ったのは、2つのウェイトをこれまでにない発想でチューニングが可能なこと。

    20141010-133145.jpg

    ↑ソール中央のレール部分以外に、トゥとヒール部分に1箇所ずつウェイトが装着できるポートが設けられています。

     

    以前にMP 600やMP 630ドライバーであった、ウェイトをレールの上で変更できる『ファーストトラック』だと思っていましたが、

    ヘッド本体にネジ穴を開けてそこにウェイトをネジ止めする【他社】 ⇔ 【ミズノ】 ヘッドソールのレールに板状のウェイトをネジで押し付けて止める方法を採用。

    この方法は『ファーストトラックテクノロジー』と名前が付けられて、ウェイトをその場所から外しても、ルールで禁止されているヘッド内部に穴が貫通している状態になりません!

    20141010-133156.jpg

    ウェイト1個が6g。

    一定の場所から外して、異なる場所に移動することで、これまでのウェイト調整機能付きドライバーよりも、大きく重心の移動が可能になっています。
    その為、6gのウェイトを移動するにも関わらず、実際に重心移動に関わるウェイトは5g~4.5gに減ってしまいます。

    その効果も、減ってしまいます。

    20141010-133126.jpg

    ウェイトを違う場所に移動させることで、動くウェイトは小さくても、これまでより大きく性能を変化させられるということです。

    ※写真はレフティーのため「850」の刻印がありません。

    20141010-133135.jpg

    ソールセンターの溝も、中に3段階の凹み作られており、段階に応じた調整や、センターの溝内だけの調整でも3通りのウェイト調整が可能です。

    トゥ・ヒールのポートも使って全部で10通りのウェイト調整が可能です。

    個人的にはMPのドライバーでやっても良かったのではと思います。

    20141010-132953.jpg

     

    20141010-133226.jpg

     

    ウワサでは、このJPX850は、なんとあの手嶋多一プロが何年振りかにクラブを替えるかも?ということでミズノさんが震撼しているようです。

     

     

     



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  • 初級者に勧める、アイアンが嫌いにならないアイアン。『ボンバ』

    初級者に勧める、アイアンが嫌いにならないアイアン。『ボンバ』

    商品のレビューで

    『到着後、練習場で初打ちして帰って来たところです。

    あまりにも簡単で球筋が真っ直ぐ高く上がるのに驚きました。アイアン苦手が克服出来そうな確信を持ちました。』

    このようなレビューが多い「アイアンの苦手意識」や「アイアン嫌い」を払拭してきたアイアンがあります。

    リンクスさんの『ボンバ』アイアンです。

    出来ることなら、初めっから「アイアンの苦手意識」や「アイアン嫌い」にならないようにするのが、初級者用モデルに課された命題だと思います。

    規格外のソールの広さで多くのゴルファーを救ってきた、このリンクスさんのボンバアイアンが生産終了になります。

    ソールの実際の幅が↓です。20141018-210128.jpg

    この構造が生むヘッドのMOIは、ユーティリティーアイアンに匹敵します。
    一般的なキャビティのアイアンとソール幅を比較してみると、こんな感じです。

    20141018-212623.jpg

    最近、ウッドでは浅い重心設計のクラブが登場したことで、一概に言えなくなってきましたが、ソールの広さ(幅)とミスへの寛容性は比例します。

    初級者の方で、アイアンが嫌いな方のほとんどが、定まった角度で打ち出せずにいます。
    「ダフリ・トップに曲がり無し」と言いますが、「ダフって弱弱しくグリーンに届かない弾道」「トップしてライナーでグリーン奥へ」が続くと、次第に嫌いになっていくのは、間違いないと思います。

    20141010-165239.jpg

     

    FP 重心深度 重心距離 ヘッドMOI
    リンクス ボンバアイアン 2.3mm 5.1mm 37.6mm 2973g-cm2

    ヘッドのミスヒットへの許容を示すヘッドの慣性モーメントは、中空構造が効果を発揮し、正にユーティリティー並みの数値になっています。

    ソール幅で、ザックリと突き刺さることが無く、大きな慣性モーメントでフェースの上下だけでなくトゥ・ヒール側へのミスヒットでも、大きく飛距離ロス無くボールを運べます。

    20141018-210143.jpg

    構えてみると、FPは2.3mmでつかまりを実感しやすく、程々構えやすいグース度合いです。

    「どんなクラブでゴルフを始めると、いいですか?」と上級者の方は、これから始められる方から、尋ねられることが多いのではないでしょうか?
    アイアン無しでは、なかなかラウンドするのは難しいですから、「早くゴルフが楽しくなる」ボンバをオススメしてみてください。

    こじったり、極端に打ち込んだり。余計な動きを覚えずに、早く一緒にラウンドが楽しめると思います。

    このアイアンが、廃盤になってしまうと聞き、あまりの勿体無さに最後にと『もう1ロットだけ』作っていただきました!

    通常のブラックのバックフェイスモデルも、わずか入荷予定ですが、今回オリジナルでシルバーカラーのボンバアイアンを作っていただいております。

    発売日は12月末を予定しいています。

    ボンバシリーズはコチラから⇒『リンクス ボンバシリーズ』



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  • ディアマナB50のXフレックスに注目!長くするなら軽くせよ!

    ディアマナB50のXフレックスに注目!長くするなら軽くせよ!

    クラブMOIを取ると、どうしても気になるドライバーとその他のクラブのクラブMOIの差。

    もしもティーアップしたボールでも、同じリズムで振れるのなら理論上はアイアンと同じクラブMOIのドライバーで良いはず。

    が、アイアンにダイナミックゴールドを使う男子プロは、これまでこぞって70g台の重たいシャフトをドライバーに挿してきました。
    ここ最近の重量の重いヘッドの流行と、やや長尺傾向にあることも手伝って、60gはたまた50g台のシャフトを使うプロも増えてきました。

    長くしても、硬さの面でアイアンのシャフトと近いフィーリングで振れる、クラブMOIを近付けられるような『軽いシャフトが無かった』と言うことかも。

    ラインアップが少ない『50g台のウッドシャフトのXフレックス』

    長く(長尺)するなら軽くする!

     デイアマナシリーズ装着クラブはコチラ⇒「ディアマナ シリーズ装着モデル」

    今回は、強弾道のツアーADのVⅡ B50と素直シャフト ディアマナB50 Xフレックスの組み合わせ!

    ヘッド重量 シャフト重量 グリップ重量 振動数
    ヘッド アストロ ツアーVⅡ 191g 60g 48g 268cpm(X)
    シャフト ディアマナ B50 X クラブ長 クラブ重量 打ち込み クラブMOI
    グリップ ND MCC M60R 47インチ 302g 33mm 285万kg-cm2

    参考までにスイングバランスはD3です。

     

    20141006-024413.jpg

     

    今回のお客様は、アイアンにモーダス3 120 Sフレックスを使用中です。

    モーダス3のアイアンクラブMOIは275万kg-cm2前後。

    シャフトも違いヘッドも異なるので、単純比較できないが、この状態で約10万kg-cm2の差になる。

    ドライバーで飛距離を追求するあまり、リズムが早くなりがちな方には、程よいクラブMOI差と言える。

    20141006-143711.jpg

    ディアマナBはNS モーダス3 120とは、曲率分布も似ています。

    『アイアンと同じスイング』 で 『同じ弾道を』 と言う、シンプルで『結果を出やすいゴルフ』が可能になりそうです。
    お渡しは、クラチャン予選が終わってから。お楽しみに。



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  • タイトリスト915F・915Fdは、どう変わった?913Fと比較!

    タイトリスト915F・915Fdは、どう変わった?

    ドライバーの915Dの変化が注目されていますが、フェアウェイウッド・ユーティリティーも変化があります。
    大きく深く入れられてソールの溝については、以前に

    『タイトリスト915D3・915D2の違い。913からココが変わった!』

    でご紹介させていただいたので、今回は割愛させていただきます。
    注目の溝以外で、ヘッドサイズやロフトに変更がありますので、そちらをメインに書いていきたいと思います。

    20140927-020224.jpg

    915のシリーズとして今回もフェアウェイウッドは2機種。

    915Fと915Fdです。今回915Fd(160cc)のヘッドの大きさは、構えた感じは同じように見えますが、915Fdは915F(175cc)よりも約15cc小さくなっています。

    前作の913F(157cc)と913Fd(190cc)では、Fdの方がヘッドサイズが実際の容積も大きく(約30cc)、シャローに設計されていたので更に大きく見えました。

    そして、913Fdだけがウェイトが重心浅になる設計でしたが、今回は大きさはほぼ同じで915Fも重心浅ウェイト配置になっています。

    操作性を上げるために915Fよりも915Fdは、重心を更に浅く設計されています。

    915Fはロフト角も一部変更になっています。

    ロフト角 913F 915F
    #4W 17度 16.5度
    #5W 19度 18度

    タイトリストのゴルフギアはコチラ⇒『タイトリスト ゴルフギア』

    20140927-020237.jpg

    915Hd(107cc)も同じく915H(117cc)よりも小さい。約10cc小さくHと比較してロフトは0.5度ストロングに。

    フェアウェイウッドの重心が浅くなってきているということは、フェアウェイウッドがユーティリティー化しているということです。

    ユーティリティーの重心が低く浅くなってくるということは、アイアン化(コチラはかなり極端ですが)してきているということ。

    重心深度は、フェアウェイウッドの平均が36mmぐらいから25mmぐらいにロケットボールズなどで、変化してきています。

    ユーティリティーのこれまでの平均が26mmぐらいですので、まさに長いユーティリティーを打っている感じです。

    アイアンは、5mm程度なのでアイアン化は極端すぎますが、近付いているといえます。

    短い番手、多いロフトでより遠い飛距離が狙えるようになってきたと言えますが、スイングスピードの速くない方では、弾道が最高点到達せずに落ちてくる為、「グリーンに乗っても止まらない」「ランは出るもののキャリーで下の番手と飛距離が変わらない」などが発生しそうです。

    スイングスピード45m/s以下の方は、スプーン(#3W)を出来るだけ選択せずに、#4W・#7Wや#5Wを上手く活用していくことが必要になってきそうです。

     タイトリスト915Fはコチラから⇒『タイトリスト915F・915FDのページ』

     

     

     

     



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  • 「構えやすい!」の提案。ゴルフクラブに新たなアングル

    「構えやすい!」の提案。 ゴルフクラブに新たなアングル

    PRGR(プロギア)さんから10月10日発売になる新商品

    2015年モデル『nabla RS』の資料から興味を引かれるスペックを発見しました。

    PRGRのクラブのことならコチラから⇒『PRGR ID nablaシリーズ』

    「フックフェース」「オープンフェース」などでスペック表にも記載されているフェースアングル。
    フェース角とも呼ばれ「かぶっている」「開いている」と店舗でもよくお客様から聞かれます。

    +(プラス)がフックで-(マイナス)で示されるのがオープンです。
    「-1.5」と記載されていると、オープンフェースでフェースが開いていることを示しています。IMG_4824

    上の写真はあるドライバーをライ角59度でフェースアングルを測定した写真です。
    ほぼフェースアングル±0度です。

    これまでヘッドそれぞれのクラブメーカー各社は、ライ角に合わせてのフェースアングルを測定してきました。
    ただ、昨今特にドライバーはソール形状が多様化して、ライ角通りに測定すればオープンなのに、実際にアドレスするとソールの接地点によってクローズになってしまうものも少なくありません

    2014年に発売されたドライバーの平均ライ角は59.0度(ゴルフクラシック参照)となっています。
    今回PRGRさんが発表されるnabla RSでは、「アドレス時ライ角フェースアングル設計」と言う考え方が採用されています。
    プレイヤーのアドレス時のライ角を測定し、『40度』という角度を導き出しています。
    その『40度』の状態でのヘッドのスワリに対してフェースアングルを測定すると言うものです。

    IMG_4827

    上の写真はライ角45度に設定してフェースアングルを測定してみました。フック3.5度に変化しています。

     

    今回の『RS』とはリアルスポーツから来ているそうで、「勝つ為のゴルフ」にはゴルファーが感じていることを具現化するというコンセプトに基づいて開発されています。

    「カタログの表記は”かぶってない”かもしれないが、かぶって見えるんだ」というゴルファーのリアルな声に応えています。

    アドレス時フェースアングルはRS01は-4.5とRS02-2.5と資料には記載されています。
    実際に、商品発表会でアドレスしてみて、ほぼその数値通りに見えるつくりになっています。
    説明を受けた中では、安定しつつつかまるスペックになっていますので、アドレスで左にボールを置いてハンドレイトにアドレスしても、「ヒッカケ」のイメージは出ずにスッキリと構えられます。

    今後この新しいアングルは、アドレス時のライ角と設計ライ角の差が大きい、長尺のクラブに大きく影響を与えそうです。

    記載された数値が、実際のゴルファーに役に立つ数値にもっとなっていけば、数値からクラブや弾道をもっとイメージできると思います。

    実際に役立つ数値を、増やしていけるようにもっと勉強して見つけていきます。



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  • スチールシャフトの性格を見る。

    スチールシャフトの性格を見る。

    NS950GHやダイナミックゴールドあたりが一般的で、ここ最近だと赤いNSシャフト Modus3や世界最軽量スチールシャフトのZelos7などが知られています。

    同じシルバーのクロムメッキされたシャフトで、重たいのと軽いシャフトがあることぐらいしか、認識の無い方も多いのが現状です。
    今回は、そんなスチールシャフトを比較して、今まで見えなかった性格を簡単ではありますが見ていきたいと思います。

     

    ステップと呼ばれる節(段々)によって、ネック側からグリップ側へと太くなっていきますが、太くなるとシャフトの硬度は上がり硬くなります。

    ネック側(Tip)の径 < グリップ側(Butt)の径

    ステップの間隔や1ステップで太くなる量によって、シャフトのしなり方(性格)を変えて特徴を出しています。 最初に挙げたNS950GHは、軽量シャフトにするべくシャフトの壁厚を薄くしてあります。 シャフトの壁厚を薄くすると、軽くなりますが軟らかくなってしまう為、シャフトの中央部分から手元にかけて太く設計されています。

    壁厚が薄い・細い=軟らかい  壁厚が厚い・太い=硬い

    ですので、どのように比較するのかによりますが、NS950GHは軽い割りに硬いシャフトだと言えます。

    チョット分かりにくいですが、シャフトの壁厚に注目してこの写真を見てください。 miru syahuto

    あまり見かけないシャフトも入っていますので、左から順に紹介すると、

    • 日本シャフト Zelos7 世界最軽量スチールシャフト
    • 日本シャフト NS950GH  最も知られた軽量スチール
    • 日本シャフト Modus3 今注目を浴びる中量スチールシャフト
    • FST KBS C-Taper 抑えた弾道で弾く重量級シャフト
    • 島田シャフト K’s120 デザインチューニング 高精度シャフト
    • トゥルーテンパー ダイナミックゴールド 超ロングセラー

    以上、パッと写真を撮ってみようと思い、工房内にあったシャフトです。

    注目していただきたいのは、一番右のダイナミックゴールドと同じく重量級の右から3本目、KBS C-Taperの壁厚の違いです。

    手元の硬いダイナミックゴールドは壁厚が厚く、KBS C-Taperは極端に壁厚が薄く作られています。

    ダイナミックゴールドは手元調子だと書かれているので、手元が軟らかいと思われている方が多いですが、手元が固く中央部分が軟らかいシャフトで す。

    ※硬い・軟らかいにもレベルがありますので、フニャフニャではありません。

    ダイナミックゴールドは、この手元と中央の硬さの落差が大きいため、非常に粘って感じます。

    一方のKBS C-Taperは手元が非常に軟らかく、中央から先が非常に硬いシャフトですので、こんなに薄く作られています。

    シャフトのバット側を、このように見る機会は、なかなか無いと思いますが、シャフトなどのパーツを単体で比較すると、様々な事が分かってきます。

    右上の写真で、これも分かりにくいですが、シャフトの中央部分はKBS C-Taperの方がダイナミックゴールドよりも太くなっています。

    手元 中央 弾道
    ダイナミックゴールド 硬い 軟らかい 硬い 粘り系で低弾道
    KBS C-Taper 軟らかい 硬い 硬い 弾き系で低弾道

    スチールシャフトでもカーボンシャフトでも同じことが言えますが、大きく分けて先が硬いと基本的に弾道は低くなります。 分かりにくい『弾き系』『粘り系』手元と中央部分の硬さの差によって味付けされていることが多いです。 素材で弾き感が出るものもありますので、全てでは無いですが。

    • 手元に対して中央が軟らかい ⇒ シャフトの戻りが遅く感じる (粘り系)
    • 手元に対して中央が硬い        ⇒ シャフトの戻りが早く感じる (弾き系)

    数値を特に知っていなくても、大まかな性格は部分の太さと壁厚で知ることが出来ます。

    この大まかな性格が、クラブセットの中で揃っていればいるほど、シンプルなゴルフが可能になります。

    ウッドとアイアン、「どちらかが調子いい日は、もう片方が当たらない!」そんな方はシャフト同士の性格の不一致が原因かもしれません。

    重さだけでなく、性格も知っておくことが大切です。



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  • どう違う?テーラーメイドSLDRとSLDR Sドライバー

    どう違う?テーラーメイドSLDRとSLDR Sドライバー

    「LOFT UP!」で話題のSLDRドライバー
    これまでよりも低く浅い重心にすることで、少ないバックスピンで飛距離を伸ばす設計のドライバーです。

    SLDRシリーズはコチラ⇒ 『テーラーメイド SLDRドライバー』

    店舗にSLDRSLDR Sが共にツアーAD MT-6を装着したモデルが並びましたので、比較してみました。

    SLDR1

    SLDRと比較してSLDR Sドライバーは、クラウンの色がロケットボールズなどで見慣れた『白』

    ようやくテーラーメイドのドライバーぽく感じるようになったのは、白ヘッドを見慣れたからでしょか?

    R1から続く、光の反射を抑えたマットなホワイトです。

     

    SLDR Sはコチラ⇒『テーラーメイド SLDR Sドライバー』

     

    ロフトが10・11・12・14と2桁のロフトしかないのも特徴です。

    ヘッド体積は460ccでSLDRと同じ。

    低い重心に、厚みのあるフェイスでバックスピンを効果的に減らすところもSLDRと同じです。

    ソールに付けられたスライドするウェイトも同じ18g。

    このスライドするウェイトで、重心の距離をコントロール。

    操作しやすくつかまえやすいと、ゆったりしたヘッドの動きでつかまえすぎないを調整できます。
    メーカーテストでは、左右に27ヤードの差が出ると言う結果になっています。SLDR L

     

    重心距離を短くするポジションに「DRAW」とあるものの、ややオープンなフェイスと浅い重心のため、操作性は上がるものの、オートマチックにヘッドが返ろうとする力は強くないヘッドです。

    SLDRと比較すると、オープンフェイスの度合いが小さくなっており、「グッ開いているSLDR」「チョット開いているSLDR S」といった感じです。

    ややフッカーが左を気にせずに打てるタイプのドライバーヘッドです。

    ヘッドのカラーに目がどうしても行きがちですが、大きくもう一つ違うのが、ネックに調角(ガチャガチャ)機能がついていないことです。

    シャフトの取り付け位置を比較してみると、SLDR Sの方が調角用のスリーブ(ガチャガチャ機能)が無い分、ネックが短くシャフトの打ち込みもその分浅くなっているようです。

    ネックが短い分、振動数はSLDR Sの方が少しだけ硬めに出ています。

     
    レングス フェイス角 スイングバランス 総重量 振動数 グリップ
    SLDR 45.25インチ 3.5オープン D3 315g 256cpm 47.5g
    SLDR S 45.25インチ 1オープン D4 315g 258cpm 47.5g

     

    スイングバランスが1ポイントSLDR Sの方が重たくなっています。
    同じシャフトが装着されていて、総重量とグリップの重量が同じということは、調角用のスリーブの分SLDR Sのヘッド重量が重たいと言うことです。

    ラブMOIもSLDR Sの方が数値が少しですが大きくなっています。
    スリーブとヘッド、グリップ側から 遠い部分に重量があると、「ヘッドが効く」クラブMOI値が大きくなります。
    スライドするウェイトをトゥ側の「FADE」側に寄せれば、更にバランスとクラブMOI値が大きくなります。SLDR mSLDR S

     

    違いのまとめ  「SLDR SはSLDRに比べて・・・・・」

    1. ヘッドのクラウンカラーがホワイトになったことで残像効果 + 大きく見えて安心感が増!
    2. フェイスのカラーとクラウンの色の変更 + フェイスアングルの開きが小さくなって もうちょっとつかまる!
    3. ロフト角の設定が2桁のみになり、インパクトロフトも増えロースピンに加え、高弾道に!
    4. スリーブがなくなり、その分「重ヘッド」になったことで、ボールにパワーをプラス!

     

    一般的に言うところの、やや「やさしくなった」と言えます。

    あとは、チョット多目のロフト選びと、シャフトのセレクトで飛ぶ弾道を手に入れられます!



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  • スプーン(#3W)は本当に必要か?

    スプーン(#3W)は本当に必要か?

    キャロウィエのX HOTフェアウェイウッドは300y飛ぶスプーン(3番ウッド)と言うのが売り文句で、ヒット商品になりました。

    同じく、テーラーメイドのRBZのフェアウェイウッドも浅い重心で、スピンを減らして飛距離が伸びるとPGAのツアープロたちが話題にしたことで、コチラもヒット商品になりました。

     

    以前から言われている飛距離と密接に関係するのが、初速・打出し角・バックスピン量です。

    速く打出すことはもちろんですが、今、より高い打出しと少ないバックスピンのボールが実際に飛距離を伸ばしています。

     

     SLDR発売前に行われたテーラーメイドさんのセミナーでは、「17度1700回転」が今考えられる弾道で飛距離が伸びるという研究の結果が発表になりました。

    いわゆる高弾道・低スピン」です。

     

    このSLDRドライバーは、RBZのFWと同じように浅い重心の設計です。
    バックスピンが減りより飛距離の出る弾道の条件に近付きました。

     

    しかし、これまでのロフト角でスピン量を減らしてきた感覚で、ロフトを選んでしまうと、

    「低弾道・低スピン」になり、ドロップした弾道になる為最大の飛距離が引き出せない事も分かりました。

    その為、「LOFT UP!」と、今までよりもロフト角を増やすことを求めてきました。

    これまで10.5度を使っていた方は11~12度もしくは14度を使用して飛距離を伸ばしている方も多くおられます。

     

    さて、本題に戻りますと、フェアウェイウッドも浅い重心でスピンが減った弾道になってきています。

    長さがあり、ティーアップしてほとんど打つドライバーに対して、地面から直に打つことも多いフェアウェイウッド。

    フェアウェイウッドは、「LOFT UP!」しなくても大丈夫でしょうか?

    SLDRM 平均的なスイングスピードのプレイヤーでは、「飛距離の出る(重心の浅い)」ロフト15度以下のスプーンでは打出し角度・バックスピン量共に不足で、クリークよりもトータルの飛距離もキャリーの距離も飛ばないことが分かっています。

     

    もちろん打ち方に左右される部分もありますが、実際、ヤマハさんのRMXのFWはスプーンよりもクリークの販売本数の方が多くなっています。

     

    ←写真は、16度のminiドライバー? SLDR S mini」

     

    既に実店舗では17度(クリーク#5W)のヘッドを、重量指定でスプーンのヘッド重量に出来るヘッドを使ってのオーダーが増えています。

    長いクリークと言いましょうか、ロフトのあるスプーンと言いましょうか、17度で43.25インチ前後のFWの作成依頼です。

     

    これからのボールの更なるロースピン化や、プロとの筋力・体力の開きを考えると

    「スプーンは、#2I・#3Iなどと同じように既に使え無いクラブになってきていると言えます。」
    今一度、スプーンとクリークを打ち比べてみてください。



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  • パッティングとパターの重心角との関係

    パッティングとパターの重心角との関係

    ドライバーも、5年前ごろに流行した四角や三角の異形ヘッドの登場で、ヘッドの形状に注目があつまりました。

    パターは、更にヘッド形状のほかにネック形状と、様々な形のクラブが存在します。GA3

    これらは、ただ気分転換に形状が違うわけではありません。当たり前ですが、理由があります。

    ⇒写真は、ソールだけ見ると見分けがつかないけど、確実にフェースの向きが違う。

    SCOTTY CAMERON NEWPORT の1.5と2』⇒

    それぞれの形状が持つ意味を、少し理解することが出来れば、今まで「どうしても上手く出来なかった!」ことや、

    「雑誌に書いてある打ち方が理解できなかった!」ことが一気に解決することも珍しくありません。

     

    今回は、パターの簡単な性格診断について書かせていただきます。

    パターをシャフトで支持すると、フェースが上を向こうとします。
    この角度を重心角(重心アングル)と呼んでいます。

    大きく分けて3種類。

    1. フェイスバランス
    2. トゥヒールバランス
    3. トゥバランス

    GA21.フェイスバランスは、オデッセイの#5に代表されるシャフトを支持したときにフェースが真上を向くバランス

    2.トーヒールバランスは、キャメロンのニューポート2に代表されるフェースがトゥが下がった状態で斜めに向くバランス

    3.トゥバランスは、昔のキャッシュインタイプなどに見られる、トゥがほぼ真下にフェースが真横を向くバランス。

    パッティングと相性の悪い重心アングルのパターはテイクバックしにくく、思った方向に打つことが出来ません。

    相性の悪い重心アングルのパターをを使っているとこんな現象が起こります。

    • テイクバックで思った方向へ引きにくい
    • テイクバックするとヘッドがジグザグに上がる
    • 押し出す・ヒッカケが頻繁に起こる。

    GA1

    弊社の契約プロも、悩みに悩んでいました。

    「ふっと気を抜くと左に引っかかる。」手にしていたのは ほぼトゥーバランスのL字マレット。

    本来なら、重心距離が長くヒールヒットでもヘッドが左を向きにくいL字パター。

    一生懸命真直ぐにテイクバックしては、ヘッドターンしながらストロークしたがるパターを押さえ込んでいる状態でした。

    相性の良い重心アングルのパターを渡した瞬間に、

    『ストロークが激変!』

    本人も「さっきまでは何だったの~?」

    パターが上手い下手よりも前に、本来相棒であるはずの「myパター」とケンカしていませんか?

     

    真っ直ぐ引くや、インtoインに引くなどを意識しないで思ったストロークが出来るのに越したことはありません。

    身近なパターの上手い方は、もしかすると相性の良いパターで、あまり考えずにパッティングしているのかも知れません!

    どうしても上手くいかない方、早速『重心アングル』見てみませんか?

     



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