オデッセイの名器 #5CSをオフセットセンターシャフトに
いつも斬新な発想でゴルフクラブを楽しんでおられる、常連のT様から新たな宿題をいただきました。
「#5センターシャフトをオフセットにして欲しい」
さて、付いているストレートシャフトを、曲げてどうにかするわけにもいかず。
通常の#5についてるダブルベントのシャフトでは、3Dに曲げられている為、ネックの角度が違いすぎてライ角がかなりフラットに成ってしまうため、使えません。
2ボールなどのフェースバランスのダブルベントは、ヘッドに対して立ち上がりは垂直で、シャフトの曲がりでライ角を70度にしています。
これに対して、写真のようにセンターシャフトは、ネック(穴の場合も)が既にライ角(70度)が付けられている為、上記のようなことが起こります。
その為、今回はシャフトを作ることにしました。
オデッセイの#5CSは、FPが下左の写真のように7.5mmあります。
このFPを下右の写真のように-2.5mmに変更。 10mmの変更を実施しました。
この加工によって、ボールを置く位置がコレまでよりも右足寄りになり、スタンスの中心近くでのアドレスが違和感なく行えるようになりました。
写真が撮影日が異なり、同じアングルから撮れていませんので、ロフトが違うように見えますが、変化ありません。
ご希望で、シャフトの中にも通常では行わない加工を施して納品となりました。
名器#5CSがコレでまた復活です。
「まだまだ、クラブは奥深い」を改めて考えさせられた調整でした。
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