Ping G30の純正シャフトTFCの性格。


Ping G30の純正シャフトの性格。
TFC419のSフレックスを抜く機会がありましたので、剛性分布を計ってみました。

まずクラブの状態から

PING G30 9度 長さ 総重量 振動数 クラブMOI
TFC419/S 45.75インチ 319g 269cpm 282万g-cm2

 

続いて、パーツでの重量

ヘッド重量 スリーブ重量 シャフトトルク キックポイント シャフト重量
198g(スリーブ除く) 5g 4.9 MID 59g

 

Ping G30 TFC419

シャフトの測定結果から、手元中部分以外は、ほとんど平均的な剛性を持ったシャフトです。

シャフト中央は、軟らかくはないものの、手元からの剛性の落差でしなって感じます。
極端に粘って感じたり、走って感じることが少ないシャフトと言えます。

重ヘッドで振り遅れないようにする程度の走り感を持たせつつ、スタンダードな動きをするシャフトになっています。

ついでにヘッドも測定してみました。

メーカー公表ではヘッド重量206gになっていましたが、スリーブなしで198.7gスリーブ込みで203.8gでした。

206g・203gどちらにしても、重ヘッドであることは間違いありません。

商品の紹介に『ヘッドの重さで飛ばし、深い重心で安定させる』とハッキリ打ち出されています。20140912-014342.jpg

ソールの形状からも、重心が深くミスのカバーエリアの広さを感じます。
今回もピンのドライバーらしく、重心深度は40mmを越えていると考えられるので、トレンドになっている33~34mmの、浅い重心のヘッドとは、ハッキリと違います。

20140912-014352.jpgその重心の深さを増しているヘッドのソール後方に着脱可能なウェイト。

ネジ込みで10.3gでした。

音鳴りとネジの緩み防止をなどの効果を考えて、樹脂でコーティングされています。

重さの違うウェイトが今後販売になるかは分かりませんが、更に重くや少し軽くといった調整が可能になると、更に使用できる幅が広がりそうです。

重心は深く設定されていますが、フェースの低スピーンゾーンが広く、決してボールの上がりやすいヘッドではありません。
ロフトを選ぶ際は、やや大きめのロフトを選ぶ事をオススメします。

スリーブによる調整で5段階のロフト調整が可能です。

これまで3段階の調整スリーブから5段階になったことで、残念ながらこれまでのPINGに付いていたスリーブとの互換性は無いようです。

今回のG30でPINGが押しているクラウンの『タービュレーター』と呼ばれるクラウンの突起をアップで撮ってみました。20140912-015519.jpg

この6本の突起が、空力学的に空気抵抗を減らして、スイングスピードを上げることが実証されたと言われています。

写真などで見ても突起の大きさや高さのイメージができませんでしたので、出来るだけわかりやすく写真を撮ったつもりですが、個人的には思ったよりハッキリ突き出ているなと感じました。

このタービュレーターには、構えた時にボールのつかまるイメージも出る視覚的な効果もあります。

 

つかまるイメージがあるものの、実際には約2度のオープンフェイスと、重心距離は長く設定されているので、一旦開いてテイクバックしてしまうと、かなり大きな力でフェースを閉じにいかなければ開いたままインパクトを向かえそうです。

クラウンは、マットブラックに塗装されており、キズの目立たなさも然ることながら、アドレス時の周囲の映り込みによる構えにくさを解消。

太陽光の反射も抑えてくれます。

クラウンのヒール側に書かれた文字がラインの効果を出しているのも影響しています。

 

シャフト・ヘッド両面から考えられるG30の性格は、『やさしく強弾道で飛距離が出る』は間違いないですが、スライサーがつかまるようにはならないクラブです。
フェードヒッターで、ヒッカケを予防したい方、ドローヒッターで、フックやチーピンを抑えやや右へのボールに変えたい方に向いています。

なお、スライサーには別設計の『SF Tec』という、ボールのつかまりを上げたスペックが用意されているので、そちらがオススメです。

ヘッドの色合いから、カスタムするならATTAS6☆やスピーダー661EVOなど、ここ最近のブルー系のシャフトと上手く合いそうです。

ネット販売では現在扱いがありませんが、情報としてお役立てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ブログランキング
スポーツ
ブログ王へ