スチールシャフトの性格を見る。


スチールシャフトの性格を見る。

NS950GHやダイナミックゴールドあたりが一般的で、ここ最近だと赤いNSシャフト Modus3や世界最軽量スチールシャフトのZelos7などが知られています。

同じシルバーのクロムメッキされたシャフトで、重たいのと軽いシャフトがあることぐらいしか、認識の無い方も多いのが現状です。
今回は、そんなスチールシャフトを比較して、今まで見えなかった性格を簡単ではありますが見ていきたいと思います。

 

ステップと呼ばれる節(段々)によって、ネック側からグリップ側へと太くなっていきますが、太くなるとシャフトの硬度は上がり硬くなります。

ネック側(Tip)の径 < グリップ側(Butt)の径

ステップの間隔や1ステップで太くなる量によって、シャフトのしなり方(性格)を変えて特徴を出しています。 最初に挙げたNS950GHは、軽量シャフトにするべくシャフトの壁厚を薄くしてあります。 シャフトの壁厚を薄くすると、軽くなりますが軟らかくなってしまう為、シャフトの中央部分から手元にかけて太く設計されています。

壁厚が薄い・細い=軟らかい  壁厚が厚い・太い=硬い

ですので、どのように比較するのかによりますが、NS950GHは軽い割りに硬いシャフトだと言えます。

チョット分かりにくいですが、シャフトの壁厚に注目してこの写真を見てください。 miru syahuto

あまり見かけないシャフトも入っていますので、左から順に紹介すると、

  • 日本シャフト Zelos7 世界最軽量スチールシャフト
  • 日本シャフト NS950GH  最も知られた軽量スチール
  • 日本シャフト Modus3 今注目を浴びる中量スチールシャフト
  • FST KBS C-Taper 抑えた弾道で弾く重量級シャフト
  • 島田シャフト K’s120 デザインチューニング 高精度シャフト
  • トゥルーテンパー ダイナミックゴールド 超ロングセラー

以上、パッと写真を撮ってみようと思い、工房内にあったシャフトです。

注目していただきたいのは、一番右のダイナミックゴールドと同じく重量級の右から3本目、KBS C-Taperの壁厚の違いです。

手元の硬いダイナミックゴールドは壁厚が厚く、KBS C-Taperは極端に壁厚が薄く作られています。

ダイナミックゴールドは手元調子だと書かれているので、手元が軟らかいと思われている方が多いですが、手元が固く中央部分が軟らかいシャフトで す。

※硬い・軟らかいにもレベルがありますので、フニャフニャではありません。

ダイナミックゴールドは、この手元と中央の硬さの落差が大きいため、非常に粘って感じます。

一方のKBS C-Taperは手元が非常に軟らかく、中央から先が非常に硬いシャフトですので、こんなに薄く作られています。

シャフトのバット側を、このように見る機会は、なかなか無いと思いますが、シャフトなどのパーツを単体で比較すると、様々な事が分かってきます。

右上の写真で、これも分かりにくいですが、シャフトの中央部分はKBS C-Taperの方がダイナミックゴールドよりも太くなっています。

手元 中央 弾道
ダイナミックゴールド 硬い 軟らかい 硬い 粘り系で低弾道
KBS C-Taper 軟らかい 硬い 硬い 弾き系で低弾道

スチールシャフトでもカーボンシャフトでも同じことが言えますが、大きく分けて先が硬いと基本的に弾道は低くなります。 分かりにくい『弾き系』『粘り系』手元と中央部分の硬さの差によって味付けされていることが多いです。 素材で弾き感が出るものもありますので、全てでは無いですが。

  • 手元に対して中央が軟らかい ⇒ シャフトの戻りが遅く感じる (粘り系)
  • 手元に対して中央が硬い        ⇒ シャフトの戻りが早く感じる (弾き系)

数値を特に知っていなくても、大まかな性格は部分の太さと壁厚で知ることが出来ます。

この大まかな性格が、クラブセットの中で揃っていればいるほど、シンプルなゴルフが可能になります。

ウッドとアイアン、「どちらかが調子いい日は、もう片方が当たらない!」そんな方はシャフト同士の性格の不一致が原因かもしれません。

重さだけでなく、性格も知っておくことが大切です。



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