テーラーメイドM2 FWネック

テーラーメイドM2とM1・エアロバーナーのFWの違い


テーラーメイドM2とM1・エアロバーナーのFW違い

前回に引き続き、PGAショー2016 Demo Dayの会場で見つけたM2のクラブサンプルから分かったことを中心にレポートいたします。

テーラーメイドのM2モデルは、ドライバー以外にフェアウェイウッド・ユーティリティー・アイアンがラインナップされる予定になっています。

テーラーメイドM2フェアウェイウッド
テーラーメイドM2フェアウェイウッド

テーラーメイドM2フェアウェイウッド

その中で、ドライバーに続きフェアウェイウッドに焦点を当ててみました。

ドライバー同様、M1にあったスライド式のウェイトが無くなり、ソールには溝だけが付いている状態です。

比較すべきは、同じようなタイプとしてエアロバーナーを上げるべきかもしれません。

角度調整機能も付いておりません。

テーラーメイドM2フェアウェイウッドUS
テーラーメイドM2フェアウェイウッドUS

『HL番手』

スペックで注目すべきは『HLの表記です。』

日本仕様とUSモデルで発売されるスペックは以下のようになる予定です。

#3W #3WHL #5W #5WHL #7W #7WHL
日本仕様 15度 なし 18度 なし 23度 なし
USモデル 15度 16.5度 18度 21度 なし 24度
今回も残念なことにFWがあがりにくい・苦手意識がある人には欲しいスペック「HL」は、日本仕様にはありません。

#3WHLと#5WHLが、最近のボールのスピン性能などを考えて、平均的なスイングスピードの方には良いと思うのですが。

ライ角を発表されたスペックで確認すると以下のように書かれています。

#3W #3WHL #5W #5WHL #7W #7WHL
日本仕様 58度 なし 58.5度 なし 59度 なし
USモデル 60度 60度 60.5度 60.5度 なし 61度

 

『日米混ぜるべからず』

「混ぜるべからず」ということが見て分かります。

日本仕様とUSモデルを番手を混ぜて同じバッグに入れないほうが、弾道が番手によって変わるという事態を防ぐことができます。

どうやら、ヘッドの設計そのものを分けて作っているようです。

テーラーメイドM2 FWカット
テーラーメイドM2 FWカット

先ほど、M2フェアウェイウッドはエアロバーナーと比較すべきかも知れないとお伝えしたり理由が、このカットサンプルにあります。
スピードポケット(ソールの溝)が一見下だけでは、凹んでいるようにしか見えないのですが、カバーがしてあり内部にまで貫通した溝になっています。

これはエアロバーナーノのドライバーやFWと同じ構造です。

テーラーメイドM2 FWネック
テーラーメイドM2 FWネック

『ウルトラローCG設計』

ネック部分の写真に戻ります。

ネックがあまり見たことの無い形をしています。

スリットのように凹みが入っているネックになっています。

長さもそれなりにあるネックです。

ドライバーでも触れましたが、今回のM2シリーズはこれまでのロー・フォワードCG設計から、ウルトラローCG設計になっています。

つまり、低く浅い重心ではなく、超低い(浅くない)重心位置を目指しているのです。
貫通型で深く幅のあるの溝は、スイングスピードの速くない方でもフェース下部のたわみの恩恵を受けやすくすることが出来ます。

その反面、内部の深いとことまで溝が来ているため、シャフトを打ち込む長さが、短いネックでは確保が出来なかったと思われます。

そのため長いネックを採用しましたが、通常の形状のまま長いネックを採用すると、ネック部分に重量があるため、浅く高い重心になる方向へ影響が出ます。

ネックの強度を残しつつ、スリット上に余分な重量を削り取ることで短いネックを採用した場合と近い効果を得ることに成功しています。

それと、このMシリーズの特徴でもあるカーボンコンポジット構造が、クラウン部分の重量をソールへ移り、低い重心を実現しています。

 

FWへ特別な苦手意識が無く、飛距離を重視される方は日本仕様を。

先に書きました、FWが苦手だったり・上がりにくい方は、USモデルを少し短め(0.5インチ程度)に握ったり加工することで、球が上がりやすくつかまりも得られると思います。

ドライバーもFWも、M1とは完全に異なるコンセプトで作られていますので、M1との相性がよい方の買い替えは、考えにくいと思います。
むしろ、これまでのRBZ・SLDR・R15・M1のドライバーやFW、特に#3Wが上がりきらなかったり、飛んでいないかたに相性が良いと思われます。

テーラーメイドUSサイトはこちら⇒『USモデルM2フェアウェイウッド』

テーラーメイド日本サイトはこちら⇒『日本仕様M2フェアウェイウッド』

テーラーメイドドライバー特集ページはこちら⇒『テーラーメイドFW特集』



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テーラーメイドM2とM1・エアロバーナーのFWの違いへ3件のレスポンス

  1. アバター ゴルファー
    ゴルファー says:

    こんにちは、楽しく拝見させて頂いてます。
    M2FWとエアロバーナーFWの重心距離等の違いはどうなでしょうか?

    • アバター 工房パンダ
      工房パンダ says:

      ゴルファー様
      コメントありがとうございます。
      出張のため、お応えするのに時間が掛かってしまいました。

      M2のFWとエアロバーナーのFWの重心距離ですが、1mmほどM2の方が長めという結果になりました。
      #3Wで比較した場合となります。
      ネックの軽量化が影響していると考えるか、1mmですので個体差と捉えるかが難しいところですが、37mm前後になります。
      近年のFWの平均値よりも大きい数値になります。
      クラブ、特にドライバーとアイアンの重心距離からすると、このFWの重心距離の平均値があまりにも短い事を考慮する必要があります。
      むしろ40mm前後あるドライバーや大型ヘッドのアイアンからすると、相性の良い長さだと思います。
      つかまり過ぎないFWだと言えます。
      一概には言えませんが、430ccなどの少し小さめのヘッドや、重心距離を短く調整できるドライバーとの組み合わせは、つかまり過ぎのミスが予測されます。

      M2とエアロバーナーのFWで比較検討されるなら、重心距離よりも深度に注目された方が良いと思います。
      特に#3Wは、弾道の高さが不足すると飛距離のうち、ランの割合が増えトータルの飛距離の計算が難しくなります。
      高さが楽に出やすいのはM2で更に3HLを選択するのが、スピンが不足せず安定します。
      反対に、現状でスピン過多であればエアロバーナーの3Wが良いと思います。
      参考になれば幸いです。

  2. アバター ゴルファー
    ゴルファー says:

    工房パンダ様
    ありがとうございます、
    詳細なご案内 ほんとうにありがとう御座います。大変参考になりました。