KUROKAGE TX Tip

KUROKAGE XTをシルバーと比較してみた。


KUROKAGE(クロカゲ)XTをシルバーと比較してみた。

ジャパンゴルフフェアにクロカゲXTが先行展示されていましたので、ブリヂストンさんのJ815の試打クラブなどで、テストなどを行いましたが、せっかくなので三菱レーヨンさんに疑問点を聞いてみました。

以下、営業担当の方と開発担当の方が二人がかりで、丁寧に答えていただいた話を基にレポートさせていただきます。

KUROKAGE TX Tip
KUROKAGE TX Tip

 

ちょっとピントが合っていませんが、クロカゲ XTのチップ側の先端写真です。

チップの内側に3点ぐらい光っている金属片が見えるでしょうか。
KUROKAGE XT60 TiNiの「TiNiワイヤー」がここに入っていることが分かります。
先日、「クロカゲシルバーを測定して分かったこと」で使ったで見たKUROKAGE シルバーのチップの写真がコチラです。

 

KUROKAGE SILVER Tip
KUROKAGE SILVER Tip

 

同じようにTiNiワイヤーの断面が見えています。

同じTiNi(チタンニッケル)ワイヤーを双方チップに入れて作られています。

しかし、疑問に思ったのが、TiNiワイヤーを入れている場所が、KUROKAGE XTはTipの内径 穴のギリギリに入れられているのに対して、KUROKAGE SILVERは、やや外側寄りにTiNiが入れられている点です。

聞いてみたところ、より内側にTiNiを入れることでチップの剛性を上げることが出来るとの説明でした。

基本的に、KUROKAGE SILVERは元々、ナイキのコバートなどの純正シャフトとしての設計である為、シャフト全体の剛性をあまり高く設計されていないようです。


三菱レーヨンUSAの関連動画です。

KUROKAGE SIRUVERのTiNiワイヤーが映されています。

これまでもFUBUKIのJにも、「Tsuba(つば)ウェイト」と名付けられて比重の大きいタングステンパウダーをButt側に入れるなど、カーボン繊維に金属の粉末や繊維を入れ込む技術が更に進化している事を感じます。

カーボンのシートの編み方、カーボン繊維の種類、カーボン以外のケブラーなどの繊維、ボロンや今回のチタンやニッケルといった金属との組み合わせで、新たな可能性を感じます。

ドライバーのヘッド素材は、チタンで固定化されていく中で、新たな素材の登場が業界で期待されているので、また注目していきたい部分です。

話を戻すと、クロカゲ シルバーを使用したプロから、「KUROKAGE SILVERは、フィーリングは良いが、もう少ししっかりしたシャフトにして欲しい」とのプロからの要望から開発されたようです。

「材料も設計も更に飛距離を出せるように」と、TiNiワイヤーを使った生まれたフィーリングを残しながらの進化が、今回のKUROKAGE XTに繋がっているとのお話でした。

クロカゲ シルバーとXTの剛性比較表
クロカゲ シルバーとXTの剛性比較表

設計された目的の違いが、構造の違いになりこうしてEI分布にもしっかりと現れています。

先端剛性の違いが、TiNiワイヤーを入れた部分の違いだけで、出ている訳では無いと思いますが、Tipにも違いが見て取れると言うわけです。

「KUROKAGE」は今後も日本で売っていくのか?については、「今回がご要望の多さに特別に対応させていただいた状態で、今後については何も決まっていません。」とのことでした。

テスト的に販売を今回していると繰り返し話されていましたので、動き次第ではブラックやブルーも、日本向けにも開発される可能性があります。

3月にはシャフトのデリバリーも始まりますし、各社の2015年モデルの試打クラブに搭載されて、試打インプレッションも出てきているので、参考にしていきたいと思います。

 



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