ミズノ JPX850ドライバーの性能をヘッド内部から見てみる。


ミズノ JPX850ドライバーの性能をヘッド内部から見てみる。

12月12日に発売になったミズノさんのJPXの2015年モデル

『JPX850』

ルークドナルドプロが使用する為に条件として出したと言われる、ミズノ初の角度調整機能付きのドライバーが話題となっています。

ヘッドのカラーも、ブルーの鮮やかな塗装は、好き嫌いが分かれるところですが、前後の組で使われていても一目でJPX850だと分かるカラーになっています。
前後左右にウェイトが移動することで、重心の調整が可能になった、新しいファスト トラック システムもミズノ初の機能です。
ウェイトシステムや角度調整システムは

以前にミズノJPX850 2015新作弾道調整ドライバー』の記事でご紹介したので割愛します。

今回メーカーさんから、ドライバーのカットサンプルヘッドをお借りできましたので、ヘッド内部からJPX850を見ていきたいと思います。

カットサンプルをあまり目にする事のない方には、物珍しいかも知れません。
フェースやクラウンの厚み、外からは見えない補強リブやフェースとボディーの溶接方法など、どんな風に作られているのか、様々な情報がカットサンプルから得ることが出来ます。
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商品になるヘッドをカットしている為、ソールの部分に音鳴り防止用のコンパウンド剤が見えています。
ネバネバしたジェル状の琥珀色のモノです。(セロファンテープの部分)
今回のJPX850は、フェースの部分からボディーへのつながりを重視したヘッドになっています。
クラウンからフェースへのラインが、肉厚を変えながら、スムーズに繋がっています。
反発のルール規制のあるフェースのセンターは、厚みがあり上下にフェースの中心から離れるに従い薄くなっているのが分かります。
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動画でも触れましたが、クラウンが指で押すと撓むぐらい非常に薄く作られています。

フェースとクラウンを繋ぐ部分に、補強リブが取り付けされています。

一定以上のクラウンの撓みは、ボールとの衝突エネルギーを吸収してしまい、初速が上がりません。

撓みのコントロールをしていると考えられます。

奥に見えているのが、角度調整スリーブが通る部分になります。
非常にフェースに近い部分に設計されていることが分かります。

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意外とご存じない方が多いので、今回ついでにご紹介すると、上の写真のソール、スリーブが通る部分の少し下に、黒い突起が見えるでしょうか?
密閉されたヘッドの中に、先ほど触れた音鳴り防止のコンパウンド剤を入れる穴があります。
それを、棒状の黒い樹脂でふたをしている部分です。
ちなみに、音鳴り防止のコンパウンドは、ヘッド内の溶接のバリ等が外れてしまった際に、ヘッド内でその異物が動き回るのを粘着で受け止める働きと、ヘッドの重量の微調整材としての2つの側面を持っています。

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ソールとクラウンとで肉厚がかなり違うことが分かります。

ここ近年、クラウンの軽量化は他社さんでも多く取り組まれている技術です。
先ほどの補強リブのように、単に薄く軽くするだけでなく、パワーロスにならずボールに力をしっかりと伝えながら、ロースピンで飛ぶ弾道を生み出す工夫が同時になされています。

クラウンの軽量化と、今回のJPX850の特徴でもあるソールのウェイトとの相乗効果で、ウェイと位置ニュートラルの時に、前作のJPX825よりも3mm以上低く、フェース面上の重心(スイートエリア)がフェースのセンターに来るように設計されています。

奥に見える青く光っている部分から、フェースの溶接を行い最後に閉じられた部分です。

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打球音にも一工夫されており、ソールに打球音の反響をコントロールするリブが付けられています。
気持ちよく振り切る為、クラウンのカラーなども含め、ゴルファーの五感に訴える設計になっています

最後に、頂いた資料に興味深いルークを始めとする、契約プロのウェイトセッティングと、使用前のクラブとの比較がありましたので、載せてみます。

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◆メーカー ミズノのJPX850特設ページはコチラ⇒『JPX850セッティングガイド』

◆JPX850の商品ページはコチラ⇒『ミズノ JPX850クラブ商品ページ』

◆レフティーの方はコチラ⇒『JPX レフティードライバー説明』

 

 



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