スリクソンZ745「QTSスリーブ」を調べてみる。


スリクソンZ745「QTSスリーブ」を調べてみる。

スリクソンのZ745のスリーブを取り付ける事があったので、調べてみました。
Z745の角度調整スリーブは『QTSスリーブ』といいます。
Z945・7545とも同じスリーブを使用しています。

まずは、単体で重さを量ることが、なかなか無いので、重量から。20141022-172108.jpg

ネジ部分が約2gですので、ソケット部分を入れて、「QTSスリーブ」は約5gです。
様々なメーカーが角度調整スリーブを使ったドライバーを展開していますが、5gはテーラーメイドのSLDRなどの以前よりも軽量化されたスリーブと同じ重量です。

20141022-172210.jpg

 

写真下段中央のグローレのものとほぼ変わらない重量です。

テーラーメイドの軽量タイプの『FCTスリーブ』はスリーブ中央部分を螺旋状に肉抜きを行うことと、スリーブ上部を樹脂パーツにすることで、写真下段右のスリーブから約2g軽量化できています。20141022-200847.jpg

見えにくいですが、この『QTSスリーブ』もスリーブ中央部分の丁度『-Lie-N-』とプリントが入っている部分の様に、4箇所を溝を入れて凹ませることで軽量化しているようです。

シャフトの打ち込み寸法は、28.3mmと浅めです。

ネックも長くなく、スリーブのネックよりもシャフトよりの突出部分もあまり長くない為、以前のスリクソンのヘッドと、シャフトの硬さを計算しての事かもしれません。

20141022-200837.jpg

 

細かいことですが、ヘッドに付けられたネジの脱落防止方法が、他のメーカーとは異なります。
テーラーメイドやピンなどほとんどのメーカーは、写真上のネジのようにネックの穴の中で、ゴムのパッキンでネジの脱落防止をしています。

店頭で角度調整付きのクラブを購入された方に、レンチで調整し終わる時に、レンチをジワーっとゆっくり回さず、ある程度の速度で適正トルクまで回してくださいとご案内していますが、理由はコレです。
ゆっくり回すことで、この脱落防止用のパッキンをひき潰したり、千切ってしまう事が起こるからです。

しかし、写真左の『QTSスリーブ』はコノパッキンが無く、ネックの穴の底がネジ山と噛むように設計されています。
ですので、ゴムパッキンの分、パーツ点数が少なくシンプルです。
シャフトが抜けた後に、いつまでもネジ部分を回し続けると、抜けてしまいます。
使用するレンチの先も、他のメーカーが『星型』のトルクスを採用する中、『QTSスリーブ』用は『□』正方形の先端が対応するようになっています。

シャフトの部分剛性『インターナショナルフレックスコード』といい、『QTSスリーブ』といい、ちょっとした工夫が盛り込まれているあたりが、日本企業の製品らしいところです。



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